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純喫茶ナポリ/大垣市で60年営業した老舗喫茶のご紹介

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今回ご紹介するのは岐阜県大垣市にある純喫茶ナポリ。

創業から60年。

県内でも知る人ぞ知る、有数の人気を誇る純喫茶。
実は2019年6月末で入居するビルの取り壊しに伴い、長い歴史に幕を下ろされたのです。

長い年月が経ちながらも昔の面影をそのまま残した店が、このままなくなってしまうのはもったいない。
そう思い、真っ白なベレー帽がトレードマークのママさんにお願いして撮影をさせてもらってきました。

ファンとして通われていた方、行きたかったけどついに叶わなかった。
そんな皆さんに少しでもお届けできればと思います。

大垣市純喫茶ナポリの外観

開店したのは昭和34年5月8日。
地元の大垣城が再建されたり、現在の上皇上皇后両陛下のご成婚があった年だったと、懐かしそうに語ってくれました。

ナポリの外観正面

開店当時、店の周辺は非常ににぎわっていたとの事。
映画館やお化け屋敷などもあって、人通りもすごかったらしいです。

純喫茶ナポリの看板

東京や大阪などからわざわざ訪れる純喫茶ファンも多いとの事。
みなさん、立派なカメラを持参されるそうです。

コーヒールームナポリの看板

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ナポリのカウンターの椅子

珍しい天井の形

途中、ソファの張替は何度かありましたが店内はほぼ当時のままとの事。
天井を見上げると、ちょっと変わったデザイン。

わざわざこれを撮影しに来るお客さんもあったのだとか。
昔はこんなデザイン普通だったんだけど、今の若い人には逆に新鮮なのかしら?とポツリ。

カレンダー

珍しい時計

手回しで動く

今では珍しい、手巻き式の掛け時計。
すぐに時間がずれるらしいのですが、こうやってこまめに手をかけ続け早60年。
もちろん故障知らずでまだまだ現役です。

古いコーヒーミルとマグ

窓側の席

フレンチブレンド

当社より仕入れていただいた最後のコーヒー。
定位置でスタンバイしています。

ママさんが撮影した花

ママさんの趣味は写真。
フィルムカメラで季節の花や植物撮影に、今も時間を見つけては方々に通われているそうです。

季節ごとに、ママさんが撮影した写真が店内に飾られています。

ママさんが描いた絵

こちらの絵画もママさん作。
下の写真を模写したようです。

やなせたかしの色紙

こちらは開店当時から当たり前のように置いてあったもの。
とても貴重なものらしいです。

窓際の置物

店内の床

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フレンチブレンド

ナポリのコーヒーは、濃い目のフレンチブレンド。
丁寧にネルドリップで抽出後、少し手鍋で温めて提供されます。

コーヒーカップも、今ではなかなか見かけない変わった形。

「昔のコップはなかなか割れないのよね」

ママさんが一言。
小ぶりですがずっしりと重く、堅牢な作りとなっています。

ナポリのアイスコーヒー

アイスコーヒーもネルドリップ抽出。
しっとりとした口当たりで見た目にも涼しい、こちらもすでに廃番になっているグラスで登場します。

テーブルの砂糖など

照明を真下からのぞく

純喫茶ナポリのマッチ

営業中の看板

いかがでしたでしょうか?

ママさんは「まだまだ元気だから、できればあと5年は営業したかったけど、、」と仰っていました。
その言葉が非常に印象的で、取り壊しになるのは本当に惜しい。

この記事で少しでもその面影が伝われば嬉しく思います。

※純喫茶ナポリで使われていたフレンチブレンドの詳細はこちらでご覧頂けます→フレンチブレンド

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