「水出しコーヒー」のご紹介!(今さら聞けない水出しコーヒーの基本とマメ知識付き)
※2021年の水出しコーヒーは「ケニア」ではなく「イタリアン」を使用しています。この先、水出しコーヒーの作り方にフォーカスして読み進めて頂ければ幸いです。なお、最新の水出しコーヒー情報はこちらのページでご覧いただけます→水出しコーヒー2021年版>>>
数年前から日本でもブームの兆しがあった水出しコーヒー。
今年に入って大手チェーン店もメニューに導入するなど本格的な盛り上がりを見せています。
もちろんイトウ珈琲商会でも毎年水出しコーヒーを夏季限定で発売してきており、毎回完売というありがたい状況が続いています。
もちろん今年も水出しコーヒー専用に特別な焙煎を施した「ケニア」を使い、イトウコーヒー本店を中心に好評発売中。まだ飲んだことがない方は、ぜひ一度お試しください!
今回の記事では、
・水出しコーヒーとはどんなものか?
・抽出方法は?
についてお送りし、最後にイトウコーヒー夏の人気商品「水出しケニアアイス」のご紹介を行います。
すでに水出しコーヒーについてご存知の方は復習のつもりで、まだよく知らないという方は、ここでこっそり知識を盗んでいってください!
水出しコーヒーとは?
水出しコーヒーとは、その名の通り冷水で抽出するコーヒーのことです。
海外では「コールドブリュー(Cold Brew)」と呼ばれ、日本の昔ながらの喫茶店スタイルに影響を受けた海外ロースターが、自国でも紹介しており人気になっているそうです。
味は非常にすっきりしており、口当たりがなめらか。
通常10時間ほどかけてじっくり低温抽出するため、余分な雑味が出にくく非常に甘みを感じやすいです。
イトウコーヒーの水出しコーヒーは深煎りのケニア(アラビカ100%)を使用していますが、苦みはほとんど感じることがなく、芳醇な味わいとコクを感じることができます。
「アイスコーヒーは苦い!」
そんなイメージをお持ちの方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたい。
それが水出しコーヒーです。
水出しコーヒーの作り方
そんな水出しコーヒー。
自分でも作ってみたいけど、どうやって作ればいいのか分からない方も多いと思います。
ここでは水出しコーヒーの代表的な作り方を3つご紹介します。
1:コールドブリュワーを使う
一つ目は、コールドブリュワーと呼ばれる器具を用いる方法です。
器具のイメージとしてはこちらがわかりやすいです▼
抽出自体が非常に演出感があり、お店のイメージをグッと引き上げてくれそうです。
もちろん業務用だけでなく、自宅でも使える簡易的なものも各メーカーより発売されています。
休日はゆっくり水出しコーヒーの抽出の様子をぼんやり眺める、そんな過ごし方もいいかもしれませんね。
抽出方法としては、一番上のガラスに水、真ん中にコーヒーの粉を入れて置き、ぽたぽたと一滴ずつ水を垂らしてじっくり抽出していきます。
水の落ちるスピードも調整できるものが多いので、自分好みの味に仕上げる事も可能です。
2:特別な器具を用いない方法(浸漬法)
2つめの淹れ方は、特別な器具を使わないのでとても簡単。
すぐにでも自宅で作ることができますよ!
作り方は以下の通り。
1:極細挽きのコーヒー粉を1Lほどの容器に入れる
2:そこへ水を注ぐ
3:10時間ほど冷蔵庫に放置する
4:ペーパーフィルターで濾す
以上の4ステップです。
これならペーパーフィルターさえあれば専用器具は必要ありません。
(このとき金属フィルターを使うと、よりコーヒー感を出すことができます)
お手軽に水出しコーヒーを始めるならこの方法もおすすめです。
ちなみに水とコーヒーのおすすめ分量は、
・水:600cc
・コーヒー:40g
となっております。
もしフレンチプレスをお持ちでしたら、それで代用することもできますよ。
3:水出しコーヒーパックを使う
3つめは一番簡単!
端的にいうと、麦茶パックのコーヒー版を使って抽出します。
こちらも1Lほどの容量がある容器に水を入れ、そこに水出しコーヒーパックを投入、そのまま冷蔵庫で10時間ほど放置します。
たったこれだけの作業でおいしいコーヒーが完成するんです。
みなさんの生活に当てはめてみると、より利便性の高さがわかると思います。
例えば、、、夜(20時頃)コーヒーパックをセットし、冷蔵庫へ→就寝→そして翌朝6~8時にはおいしいコーヒーが出来上がり!
いかがでしょうか?これならだれでも簡単に作れそうですよね!
水出しコーヒーの起源諸説
水出しコーヒーは別名ダッチコーヒーとも呼ばれますが、その起源がオランダにあるという事ではなさそうです。
第二次世界大戦が起きるまではインドネシアはオランダの統治下にあり、当時のコーヒー抽出方法が、細かく挽いたコーヒー粉に水を入れ、一晩放置するというものだったそうです。
また、このような抽出方法が生まれた背景にはインドネシアで主に栽培されているコーヒーの品種がロブスタであった為という説もあります。
ロブスタは一般的に苦味が強く、飲みにくく感じる成分が他の品種に比べ多く入っており、その成分が抽出されにくい「水出しコーヒー」が考案されたというわけです。
他にも諸説ありますので、気になる方は調べてみるのもおもしろいかもしれませんよ!
Kyoto Styleコーヒー?
アメリカではコールドブリューと呼ばれていると先ほどお伝えしました。
ですが他に違った呼び方もあるみたいですよ。
それが「Kyoto Style コーヒー」。
呼び方はお店によって少しずつ違いますが「KYOTO COLD BREW」と検索してみると、海外のコーヒーショップがたくさん出てきます。
詳しく見てみると、どうやら先ほどご紹介した「コールドブリュワー」を使ったスタイルを「KYOTO」と呼んでいるみたいです。
また、水出しコーヒー用の器具をアメリカの大手コーヒーショップチェーンが「KYOTO」という名前で売り出したことも一因という説もあります。
イトウコーヒー人気商品!「水出しケニアアイス」のご紹介
そしてイトウコーヒーの水出しコーヒーは、「3」でご案内した「コーヒーパック式」です。
現物はこちら▼
ケニアアイスの特徴
ケニアのプレミアムコーヒー「ケニア・マサイ」のみを使ったアラビカ100%の贅沢なアイスコーヒーです。
独自の焙煎により、ケニア独特の芳醇な味わいとコクを引き立たせ、さらにアイスでも香り立つように仕上げました。
※コーヒーの種類は年によって変更になる場合があります
通常のアイスコーヒーとはまったく異なる、フルーティーな味わいと柑橘系の香りを楽しめます。
まず一口目はストレートでお楽しみいただきたい、そんな限定コーヒーです。
▼40g×5個パック入りとなっております。
推奨レシピは、
・1パックに対し
・水600cc
・10時間抽出
お好みで抽出時間や水量を変えることで、味の調節が可能です。
水出しコーヒーの作り方例
1:容器に水を600cc入れる
2:コーヒーパックを1個入れる
3:パックの中にも水が浸るよう、トングなどで押さえます
(パック内の空気を抜くイメージです)
4:そのまま冷蔵庫に入れ、10時間ほど寝かす
5:コーヒーパックを取り出し完成!
香り高く、まろやかなコーヒーをお楽しみください!
完成後、2日以内がおいしく召し上がることができる目安となっています。
もちろん、水出しコーヒーを手鍋で温めてホットとして飲むのもおすすめです。
表面に白い泡がポツポツと出てくるのが温め時間の目安、だいたい60度から70度くらいです(あまり高温にしないほうが良いです)。
時間をかけて抽出している分、空気がたくさん溶け込んでいるので通常のホットコーヒーと比べ、よりまろやかに仕上がりますよ。
※水出しケニアアイスはイトウコーヒー本店で販売しております!
基本的に店頭では、すぐに飲んでいただけるサンプルを用意してお持ちしています!
気になる方はぜひ店頭まで足をお運びください!
また、イトウコーヒーオンラインショップでも販売しております。
遠方にお住まいの方、営業時間中お店にお越しいただけない方でもお買い上げいただく事ができます、ぜひご利用くださいませ。(販売期間は9月末を予定してます。状況により早く終売になる可能性もあります。)
イトウコーヒーオンラインショップで水出しコーヒーをチェックする>
※お電話でもご注文いただけます。電話番号はこちら▼
「052-962-3541」
※イトウコーヒー本店について
・住所:〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1-7-25
・営業時間:10時~19時
・定休日:土日(第3土曜は営業・10時~17時)
※コーヒーの業務卸販売について
イトウコーヒー定番ブレンドをお店で使ってみたいという飲食店様からお問い合わせも頂いております。
ご興味があるオーナー様がいらっしゃいましたらお問合せ欄よりメッセージをお送りください。
イトウ珈琲商会営業本部より、折り返しご連絡させて頂きます。