ご要望の多かったイトウコーヒーのオリジナルコーヒー缶Mを作りました!
この度、イトウコーヒーロゴ入りのオリジナルコーヒー缶(復刻版)を作成しました!
こちらのアイテムは当社スタッフから再販の要望が多く、また直営ショップ「イトウコーヒー本店」を訪れるお客様からも、ディスプレイとして飾られている古い缶を見て「これ、買えないんですか??」というご意見が多数寄せられていたもの。
このように復刻を待ち望まれていたコーヒー缶ですが、昔ながらのブリキで作ってくれる、取引のあったメーカーさんが段々となくなり、特に取手付のフタを作ってくれる所は皆無に近い状態。復刻版を製造する話はいつしか流れてしまっていたのでした。
そんな中、やはり諦めきれないとインターネットで検索をすると、東京・浅草橋の「加藤製作所」さんのサイトを発見。取手付のコーヒー缶を作ってくれるという内容に思わず釘付けになり、さらに特注カラーも対応してくれるとのこと。これはお願いするしかないという事で、2020年もまさに暮れようとしていた12月末、メールで連絡をしてみたのが始まりでした。
担当者さんもこちらの要望を熱心に聞いてくださり、納品完了まですべてメールでのやりとりでしたが細かなサポートで、終始安心して進めることができました。デザインやサイズ選びに社内調整が必要だったこともあり時間がかかってしまいましたが、最初のコンタクトから約5ヶ月で無事納品。検品も完了し、今こうしてこの記事を書くことができています。
コーヒー缶を作った理由「つくる責任 つかう責任」
少々話は脱線してしまいましたが、今回オリジナルコーヒー缶を作った理由は、ただ単に復刻版を作りたかっただけではありません。
企業として今後取り組んでいかなければいけない指針の1つに「SDGs」という17個の「持続可能な開発目標」がありますよね。その中の「12.つくる責任 つかう責任」に関する取り組みとしてイトウコーヒー本店店頭では、今後コーヒー豆の量り売りを行う予定です。
そこでお客様に容器をお持ち頂くことになるのですが、その用途にぴったりな入れ物としてこのコーヒー缶を使っていただけたら嬉しいな、という思いも今回作った大きな理由となっています。焙煎したコーヒーが約200g入り、ちょうど手のひらにちょこんと乗るほどコンパクト(直径9.5センチ/高さ12.0センチ)ですので、お仕事帰りやちょっとしたお出かけの際にも、バッグに入れて持ち運びやすいサイズを選びました。
当初はもう少し小さいサイズ、大きいサイズも製造を検討していましたが、まずはお客様に実際に使って頂き、その中で感じられた改善点を拾い上げ、それを元により良い製品を追加していきたいと考えております。お楽しみに。
「昔は塩や砂糖、味噌といった生活必需品は近所の店に容器を持って買いに行っていた」、という話を聞いたことがあります。
今考えると便利になりすぎた現代にこそ、そんな当時のスタイルが再びマッチしてくるんじゃないかと想像してしまいます。それに今はそういった購買行動の中にもお気に入りのアイテムを使いたい、そう思っている若い世代の方も多いと思います。もしこのデザイン、質感を気に入ってくれる方がいらしゃいましたら、普段使い用として取り入れて頂き、またイトウコーヒー本店でお買い物される際に「マイコーヒー缶」としてお使い下さい!なお、実物はイトウコーヒー本店でご確認頂けます。
デザイン・色味について
デザインは、実際にお客様が日常で使うシーンを考慮して、できるだけシンプルかつ主張しすぎないことを第一としました。
といってもイトウコーヒーのロゴマーク自体、主張が強い(!)とよく耳にするので、ロゴのサイズ感と文字の量・フォントに十分留意して、考えうる一番良いバランスに仕上がったと思っております。
またフタと胴体の色も、それぞれ既存の色パレットに存在しないため特注で作って頂きました。ただ、言葉と文章、そして写真だけで微妙な色味を伝えることは困難を極めますので、唯一残っていた古い缶を加藤製作所さんに送り、それを元に色を調合してもらうことに。すると出来上がったサンプルを見て驚き!まさに思い描いていた色そのものだったのです。
淡いクリーム色の胴体に、フタは焦げたようなブラウン。「この色味が良い」と店頭でおっしゃっていたお客様にもこれなら十分ご納得いただける仕上がりになったと自負しています。もちろん、1つ1つ職人さんによって手作りされています。加藤製作所さんの公式サイトでその丁寧さを確認することができますよ→突撃レポート一覧
機能について
製品の材料であるブリキは、現在食品用の缶詰に利用されているものと同一の素材です。したがって食品保存上健康に問題がないだけでなく湿気をさえぎり、光を遮断する構造により食品を長持ちさせる最適な環境を実現することができます。
注意点としまして、水分がつくと錆びる恐れがありますので水洗いは避けてください。汚れた場合は柔らかな布でふき取り、よく乾燥させてお使い下さい。特に深煎りのコーヒーは油が滲み出てしまいますので、こまめにふき取って頂くことをお勧めします。
もし浅煎り、深煎りのコーヒー両方を楽しまれている方で深煎り豆の油汚れが気になる方は、それぞれの専用缶を御用いただくのも良いかもしれませんね。
その他の注意点については加藤製作所さんの公式サイトより引用します
・缶を床に落としたり、ぶつけたりすると、塗料が剥げたり、缶がへこんだりすることがありますのでお気を付けください。・粘着性の高い市販のシール、テープを缶に貼ると、塗料が剥げてしまう恐れがあります。・蓋を開ける際は、蓋の上部を持って引き上げて頂くと蓋の変形等の経年変化を防ぐこ とができます。・缶の切り口に十分注意し、お取り扱い下さいます様お願い致します。
また、商品には取扱方法や製造工程が分かりやすくまとめられている”しおり”がついてきます。そちらもぜひお楽しみください。
こだわりの詰まったコーヒー缶
ぜひ一度店頭で見て、触れて頂きたいスタッフもおすすめのコーヒー缶。
もちろん「コーヒーを保管する」という用途に縛られず紅茶や日本茶用、それから小物入れ等としてもお使い頂ければ嬉しいです。
お買い求めはイトウコーヒー本店およびオンラインショップでどうぞ!
珈琲遇暖・焙煎香房でも取り扱い予定ですので、発売日が決まりましたら公式サイト、SNSでご案内させて頂きます。
商品規格
商品名:オリジナルコーヒー缶M
サイズ:直径9.5cm/高さ12cm
容量(目安):コーヒー豆/茶葉を入れた場合、約225g
※小売店さま向けの卸販売も可能です。まずはお電話、もしくはメールでお問い合わせください
■電話番号:052−901−8041(株式会社イトウ珈琲商会 営業本部)
受付時間:平日9−17時
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