カラコールアイス珈琲のパッケージをリニューアルしました!
2020年秋にリニューアルしたカラコールブレンドおよびカラコールストレート・カラコール炭焼珈琲。
それぞれ味の趣が違った3兄弟はおかげさまでどれもご好評いただいており、ご愛飲頂いている皆様には大変感謝しております。
そして同じく人気のカラコールを使った「カラコール アイス珈琲」。そのパッケージも刷新することにしましたので、今回はそのご案内です。
新しい2つのパッケージ
アイスコーヒーのラインナップは、直火式焙煎機でじっくり深煎りした味が人気の無糖と、甘さ引き立つ加糖の2種類です。
実は昨年のカラコールブレンドリニューアルに際して、さらにその前段階で新しいパッケージに変更することが決まっていた、約1年越しのプロジェクト。カラコール3兄弟の立ち上げが無事に終わった2020年末ごろから少しずつ詰めの作業に入っておりました。
そして今回もPeace Graphicsさんにデザインを依頼。
一般的にコーヒーをイメージしやすい茶色は、ともすればミルクの入ったカフェオレを連想させるという理由で、また黒は近い将来開発予定のカラコール炭焼珈琲アイス版に使う予定なので、ともに見送ることに。そして数ある案の中から選んだのがこちらです。
無糖は黄色味のかかったレトロブルー。
単純な青でない理由は、カラコールという希少なコーヒー豆を贅沢に使用しているから。また夏にぴったりな清涼感もイメージしています。
そして加糖は茶味が混じったレッド。
こちらも無糖と同じく、ストレートな赤ではありません。わずかに、どことなく砂糖を思わせる茶味がかっており、それが甘さを表現しております。
この2つのカラーはいずれもレトロ感を演出していて、これらが並ぶことによりビンテージなアロハシャツを想起することができます。まさに夏にピッタリなアイスコーヒーに生まれ変わったのです。
そして、この独特の色味。実は冬の冷蔵庫にも相性がぴったりなんです。どこか懐かしさを思わせる青色と赤色は、冬にはその趣を一変させ、とても温かみのある優しい表情をみせてくれるのです。
もともと寒い時期にはこのアイスコーヒーをミルクで割って、レンジでチン。温かいカフェオレとしてもオススメしていますので、まさに年中お使いいただける自慢のコーヒーに仕上がっています。
アロハシャツもうまくやれば夏以外でも着こなすことができるのと同じように、みなさんの好みと感性で季節を問わず可愛がっていただけたら嬉しいです。
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それからここだけの話なのですが、最後の最後に大きな山場を迎えることに。それは「色」の再現。
印刷の世界も本当に奥が深いようで、同じ色でも会社によって仕上がりが微妙に変わるみたいなんです。言ってみれば各社の「クセ」みたいなもの。コーヒーの焙煎もロースターによって違いがあるのと同じかもしれませんね。
そのこともあってか完成間近で何度も色の校正をすることに。ですがデザイナーさんと協議を続けた末、一番理想に近い色味を再現することができました。
やりとりにあと一回多くかかっていたら、発売日には間に合わない!そんなギリギリの攻防があったのも良い思い出です。関わってくださった皆様には感謝しかありません。
ぜひ店頭で見かけることがありましたら、そんなストーリーがあったという事も思い出していただけると嬉しいです。スマホの画面では伝わりきらない、繊細で温かみのある色味をお楽しみください!
ここでちょっと一息。カラコールアイス珈琲の生い立ちについて
今から約20年前。
「名古屋らしい、味のしっかりとしたリキッドタイプのアイスコーヒーを開発したい」
と、社長の伊藤太一が考えたところから商品開発は始まりました。
当時はすでにスーパーやコンビニでもアイスコーヒーが買える時代となっていましたが、そのどれを飲んでも、まるで出がらしのコーヒーを飲んでいるような、そんなものにしか出会えなかったそう。
ならばコクがあって、氷を入れても薄くならない、ミルクで割ってもコーヒーの味がしっかりと残る。それでいてストレートで飲んでも嫌な雑味を残さない。
また名古屋名物といえば濃い味付けが主流という事もあり、それに負けないようコーヒーも力強い味にしたい。たっぷりとコーヒーを使用してネルドリップでじっくり抽出した喫茶店の味も再現したい。
そんなリキッドタイプのコーヒーが作れるのか?先の見えない商品開発でしたがとにかく動かなければ事は進みません。そして案の定、試作を繰り返しますが理想の味には程遠いものばかりが出来上がってきたのです。
そんな折、何軒も回ってみつけたとあるメーカーで興味深い設備を見つけることに。そこでは石を数メートルの高さに積み上げた特別なろ過器を通した水を使っており、これがアイスコーヒーに使用する豆と非常に相性が良かったのです。カップに注がれたコーヒーの大部分は水。その大切さを再認識した出来事でした。
また、できるだけコーヒー自体の味をストレートに伝えたいという想いから、保存料を使わずに味の劣化を極限まで抑える事にも成功。
コーヒーの味に関しても量をケチってはいけないという想いから、一般的なアイスコーヒーに使われているコーヒー量の約1.4倍を使用。
その結果として当初求めていた条件をすべてクリアすることができ、製品化にこぎつける事ができました。
既にそのメーカーは廃業してしまいましたが、現在もその完成した味を再現してくれるお取引先様と変わらず製造・提供をし続けています。
ギフトボックスも特注で
ギフトボックスもオリジナルで作りました。
こちらも名古屋の山本洋紙店さんに特注して、非常に満足いくものに仕上げて頂きました。ラインナップは2種類。2本入りと3本入りで、ちょっとした手土産や贈り物としてお使いいただける、少しカジュアルな仕上がりとなっています。
一見すると単純な作りゆえ簡単に完成していると思われがちですが、実は一筋縄ではいかず、、。具体的には強度の問題と取り出しやすさについて、試行錯誤しながらようやく完成にこぎつけたんです。詳しくは長くなってしまうので割愛しますが、イトウコーヒー本店の店長がデザイナーさん、メーカーさん双方と綿密なやりとりをしてくれたおかげで完成に至りました。
職人さん手作りの、自慢のボックス。手触りも最高ですのでぜひ手にとってお試し頂ければと思います。
そしてもちろんカラコールの箔押しロゴマークも健在!、ですが少しひねりを加えております。お気付きでしょうか??
そう、アイスコーヒー専用ということで雫をイメージしたワンポイントがあしらわれています。スタッフたちは結構気に入っているのですが、いかがでしょうか??こちらはデザイナーさんのアイデアで、満場一致で即採用となりました。
皆様の思いをコーヒー好きの方へ送る際、その選択肢の1つにカラコールアイスコーヒーのギフトを加えていただけると幸いです。
商品規格
カラコール アイス珈琲(無糖)
■品名:コーヒー
■原材料名:コーヒー(国内製造)
■内容量:1000ml
■賞味期限:容器最上部に記載(賞味期限まで1ヶ月以上残した状態で出荷致します)
■保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存してください
■販売者:株式会社イトウ珈琲商会(名古屋市東区泉1-7-25)
■製造所:株式会社中村商店(大阪府大阪市此花区島屋4-4-69)
栄養成分表示
■エネルギー:4kcal
■たんぱく質:0.3g
■脂質:0g
■炭水化物:0.7g
■糖類:0g
■食塩相当量:0.08g
カラコール アイス珈琲(加糖)
■品名:コーヒー
■原材料名:コーヒー(国内製造)、砂糖
■内容量:1000ml
■賞味期限:容器最上部に記載(賞味期限まで1ヶ月以上残した状態で出荷致します)
■保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存してください
■販売者:株式会社イトウ珈琲商会(名古屋市東区泉1-7-25)
■製造所:株式会社中村商店(大阪府大阪市此花区島屋4-4-69)
栄養成分表示
■エネルギー:40kcal
■たんぱく質:0g
■脂質:0g
■炭水化物:10.3g
■糖類:8.4g
■食塩相当量:0.04g
取扱店舗一覧
■イトウコーヒー本店
■珈琲遇暖 安城店
■珈琲遇暖 豊田丸山店
■焙煎香房(珈琲遇暖 知立店併設)
■イトウコーヒーオンラインショップ
※飲食店様・小売店様への卸販売も行っております。詳しくはメール、またはお電話(052-901-8041)でお問い合わせくださいませ。
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